世界遺産の街、ホイアン
日本から直行便が就航し、ぐっと身近になったベトナム、ダナン。
ダナンからちょっとあしを伸ばすしたところに、世界遺産の美しい街、ホイアンがあります。
ホイアンは1999年にユネスコ世界遺産に登録された、古い小さな街並みです。
日本から直行便も就航し、活気あふれるダナンから車で1時間足らずで行くことができます。
にぎやかなダナンとは全く違ったのんびりとした雰囲気のこの街は子連れにもとってもおすすめ！
我が家は、2017年に夏に8歳、6歳、1歳の子供連れでベトナムを旅行した時、ホイアンを訪れました。
歴史的建物の見物などはほとんどしませんでしたが、子供連れならではの、ゆったりした旅行記をお届けします。
ダナン市内からホイアンへのアクセス
ダナン市内からホイアンへは、車で約40分。
タクシーを利用することもできますが、私たちは泊まっていたホテルのシャトルバスを利用しました。
1日4往復、行きと帰りでそれぞれ好きな時間を選ぶことができます。
せっかく行くのだから1日のんびりホイアン観光と行きたいところですが、夏のベトナムは暑い！
1歳の子供を連れて炎天下を長時間歩き回るのはかなり無謀だな…と思い、お昼を食べてからゆっくり出かけ、夜の便で戻ってくることにしました。
シャトルバスは乗り合いで、エアコンも効かず、子供たちは三人ともはこの時点ですでに汗だく…
すると、隣の席に座っていた韓国の方が電池で動く扇風機を貸してくださいました。あるとないとじゃ全然違いますね！
そうこうしているうちに、あっという間にホイアンに着きます。帰りもここで集合ね～という簡単な説明のあと、解散。
ホイアン名物、人力車に乗ってみよう
歩いて数秒（笑）のところで人力車のおじさんにつかまりました。
日本の人力車と違って、自転車の前に座席がついているようなもの。
日本の引手の人たちはいかにも鍛えていそうなお兄さんですが、こちらの方はかなり年配で、みなさん華奢な感じ…
ふつうは一人1台のようですが、5人家族で2台でいいよ～という言葉に甘えて2人と3人に分かれて乗り込みます。
もう一台は私と8歳、6歳の3人乗りでかなりギュウギュウです。重かっただろうなぁ…
人が走って引っ張る人力車と違って、上下の動きがほとんどなく安定しています。
そこら中で、この人力車とすれ違います。
ホイアンの町はとても小さいので、人力車で回ってもらっている間におおよその全体感をつかむことができました。
ほんと、のどかです。ベトナムといえば、おびただしい数のバイクというイメージですが、ホイアン市街ではほとんど見かけません。
子供たちを安心して歩かせることができました。
渡し船に乗って、プチクルーズ
トゥボン川のほとりを散歩していると、渡し船の船頭さんに声をかけられました。
暑さ除けも兼ねて、1時間くらいのリバークルーズを楽しむことにします。
途中、長男と次男は舵とりをさせてもらいました。めっちゃ嬉しそう。
だいぶ上流のほうに行ったところで、かご船に乗せられ、頭におかしな被り物をかぶせられました。
一寸法師の気分です。これはしっかり別料金でした（笑）
少しずつ陽が傾いてきましたが、まだまだ暑いです。
船を降りて旧市街を散歩
船を降りて、しばらく散歩♪人力車の団体様御一行が通り過ぎます。
ほんと、人力車だらけ。バイクだらけよりずっといい♪
喉が渇いたのでカフェで一休み。ホイアンの街にはそこら中に素敵なカフェがあります。
夕方5時くらいからはハッピーアワーが始まるところが多く、1杯頼むともう1杯いただけちゃいます。
ベトナムは、カクテルのレベルがとても高いんです。フレッシュのハーブやフルーツをたっぷり使っているからかな。
フレッシュジュースももちろんおいしい♪
ホイアンの夕暮れはとても美しかったです
日が沈んできました。
暗くなると席が埋まってしまうので、早めに夕食にします。
ガイドブックで見つけていた、旧市街の対岸にある「Thanh Phuong Restaurant」へ。
料理の写真がなぜか1枚もないのですが…ビールがなんと1杯25円（！）でした。
旧市街の建物に明かりがともり始め、とてもロマンティックな雰囲気になってきました。
店を出ると、街はすっかり暗くなっています。
ようやく涼しくなってきて、チビも活動的になってきました。
旧市街のランタンに明かりが灯り、とてもきれい。
毎月旧暦の14日にはランタン祭りがあるホイアン。
今回、残念ながら日程を合わせることはできませんでしたが、それでも十分にロマンティックなホイアンを楽しむことができました。
ベトナムは、小さい子供連れではちょっと歩きにくい場所多かったですが、その中でホイアンは子供いとてもやさしい街でした。
今度また行くことがあれば、ホイアンに宿をとりたいって思うくらい気に入っちゃいました♪
ダナンは今注目のリゾートですし、直行便の就航で訪れる人も多いと思います。
ダナンに行った際にはぜひホイアンまで足を伸ばしてみてください。
こちらのガイドブックが参考になりました。
ご訪問ありがとうございます。よい旅を！
