モロッコで絶対おすすめ、砂漠のキャンプ!
モロッコに行ったら、絶対に体験してもらいたいのがサハラ砂漠でのキャンプツアー!
サハラ砂漠に宿泊するツアーは、宿泊するテントによって設備もサービスも価格もかなり異なります。今回は小さな子供連れであること、真冬で砂漠の夜の寒さはかなり厳しいことが予想されたことから、私は迷わずラグジュアリータイプを選びました。
ベーシックテントの価格+3150DH(約35000円、5人分)でしたが、こちらを選んで本当に良かったと思います。大満足のキャンプでした。
私たちが今回泊まったのはSahara Stars Camp。
ラ・ノーリアトラベルさんで手配していただきました。
Sahara Stars Campってこんなところ
ラクダを降りた視線の先には、テント、と聞いてイメージするよりもずっと大きくてしっかりとしたものが整然と並んでいます。
私たちのテントがこちら。
テントまでの通り道にはカーペットが敷かれて少し歩きやすくなっています。
当然みんな土足なので、人が歩くたびに砂に埋れて行きますが、スタッフの方がこまめにお掃除してくれていました。
テントの中はこんな感じ
天井が高く、テントというよりもはや普通の建物!
通常は1つのテントにシングルベッドが2台のようですが、キングサイズのベッドが1台と、2つのエキストラベッドが置かれていました。
掛け布団が薄っぺらく見えますが、さすが、砂漠仕様。薄くて軽いのにものすごくあったかいのです。
ベッドサイドにはコンセントもあるので、スマホやカメラの充電もできて安心です。
この角度から見ると、ちょっとテントっぽいですね。
奥に見えるのが洗面所。その両隣にはトイレとシャワーがあります。
タオルもたっぷり。
でも、残念ながらシャワーはお湯が出ませんでした。
水で砂だけでも流そうかとも思ったのですが、あまりの寒さに断念しました。
パブリックスペースの紹介
こちらの大きなテントはレストランです。10組以上のお客さんが同時に食事を取れるようになっています。
ここで夕食と朝食をいただきます。
レストラン前の広場では夕方になるとお茶とお菓子が振る舞われていました。
キャンプファイヤー♪キャンプらしい雰囲気ですね。
夕食後、遅くまで焚火の周りでおしゃべりやお酒を楽しんでいる人も多かったです。
こちらもみんなが集まれるスペース。ラグもクッションもめっちゃお洒落!
こういうスペースがあちこちにあって、みんな思い思いにのんびりできるっていうのが素敵だなって思いました。
砂漠で何をして過ごす?
ひたすら砂遊び!
大晦日の砂漠の砂は、日中でもひんやり。子供たちはひたすら大砂丘を転げ回っていました。もちろん砂だらけですが、細かくてさらさらなので払ってしまえば大丈夫。セーターのような目の粗い服だと中に砂が入ってしまうので、Tシャツやトレーナーにデニムが良さそうです。
砂に足が埋れて歩きにくいんですが、子供たちにはそこが面白かったみたいです。
美しいサンセットにうっとり
到着してからしばらくすると、少しずつ日が傾き、空が赤く染まってきます。
砂漠の小さな丘の上に置かれたブランコに座り、広大な砂漠の彼方に日が落ちていくのをただただぼーっと眺めていました。
寒さに震えながら満天の星空を撮る
日が完全に落ちると、テントの明かり以外は何もない砂漠の真ん中。
雲ひとつない晴れた夜、今までの人生でおそらく一番綺麗な星空だったと思います。
空の写真が撮りたくて、明るいレンズをわざわざ購入して持っていったのですが・・・夜の撮影はやっぱり難しいですね。
地面が砂で、平らなところがなく、カメラの固定が難しかったこともあり、ブレずに撮れた写真の方が少ない・・・涙
テントの明かりが辛うじて入ったことで、多少はブレも軽減されているでしょうか・・・。
なかなか上ってこない朝日を拝む
目が覚めると年が変わり、2020年です!
そう、この日の朝日は「初日の出」です。
日本での初日の出って、7時くらいのイメージじゃないですか?
6時くらいには起きて日の出が見えるところに行かないと見れなくないですか?
大晦日に夜更かしして、初日の出を見逃す・・・というのが毎年の私。
でも、モロッコの朝日はかなりお寝坊さんです。8時になってもまだまだ薄暗い。
7時前から目が覚めていた私は、朝日鑑賞できる場所を探して砂漠の中を彷徨いました。
サンセットは、砂漠の方に沈んでいくのでどこから見ても美しいのですが、日が昇る方向には電線や建物などが結構多かったので、なるべく地平線から朝日を拝める場所を探したかったのです。
そして、数年ぶりの初日の出@モロッコ!
帰りは4WDで
行きはラクダに乗ってのんびりとキャンプ場まで来ましたが、帰りはドライバーさんとの待ち合わせの時間に間に合いそうになかったので、4WDで送ってもらうことにしました。
ラクダで帰るか、車で帰るかは前の日までに決めておく必要があります。
子供たちはもう一度ラクダに乗りたかったようですが・・・
砂漠の砂を巻き上げながら、わざと凸凹の多いコースを選んでかなりのスピードで走るので、ラクダとはまた違う楽しさがありました。
助手席に乗っていた三男を、ドライバーさんが膝の上に乗せてくれました。
ハンドルをガチッと握って緊張感いっぱい。でも、嬉しかったみたいです。
モロッコの方は、小さな子供に本当に優しくて親切、そしてこちらがびっくりするくらいフレンドリーで、自分の子供のように可愛がってくれることが多かったです。
サハラ砂漠で子供達と一緒にラクダに乗った話はこちら
サハラ砂漠でのニューイヤーパーテパーティーについてはこちら